昔はね、「ブランドに属してる=信頼」だった。
有名店にいれば自動的にお客さんがつく、ってやつ。
女風でも「大手全国チェーンのお店在籍」ってだけで予約が埋まることはあった。
でもWEBとSNSが普及して、消費者(つまりお客)は変わった。
今は「ブランド」じゃなく「プロダクト=個人」そのもので選ばれる。
恋愛で言えばこう。
昔は「学歴・家柄」というブランドが婚活市場の通行手形だった。
でも今は「一緒にいて楽しいか」「相性がいいか」っていうプロダクト評価で判断される。
女風も同じで、「このお店だから安心」じゃなく「この人に会いたい」が基準になってる。
つまり、新人でもインバウンドの導線を整えれば、ブランドに頼らなくても指名は取れる。
女風ゆっくり解説
インバウンド型って何? ―追いかける恋愛から、追われる恋愛へ

インバウンド=「お客が自分を見つけてくれる状態」。
逆の営業(アウトバウンド)は「好きです!付き合ってください!」って100人に告白してフラれる恋愛。
どっちが精神的にラクかは明白でしょ。
インバウンドは、「自然に声がかかるモテ体質」みたいなもの。
努力のベクトルを「営業」じゃなく「自分という商品を磨いて、見つけやすく配置すること」に振り切る。
そうすれば、お客の方から「この人に会いたい」ってなる。
「営業した方がいい」派の反論と、それに対する答え
もちろん、反対意見はある。ちゃんと潰しておくね。
- 意見1:ブランドに頼った方が安心感がある
- 初回はそう。でもリピートは結局「個人の体験価値」。
- 恋愛も同じで「有名大学出身」って理由で付き合えても、二回目会いたいかどうかは中身次第。
- 意見2:営業の方が即効性あるじゃん
- 確かに短期決戦には強い。
- でも消耗が激しいし、1人ずつしか落とせない。
- インバウンドは雪だるま式で効いてくるから、半年後に差がつく。
- 意見3:新人は目立たないから営業しないと埋もれる
- 逆。新人は「一点バズり」が武器になる。
- SNSのアルゴリズムはむしろ新しい人に優しいから、尖った投稿1つで一気に広がるケースもある。
数字で比べてみる ―営業vsインバウンドのコスト構造

仮にDM営業で1人獲得するのに「1000円相当の労力」がかかるとしよう。
インバウンド導線を整えておけば、長期的には「100円」で1人が来ることもある。
なぜか?
- 営業は「1対1の片思い」
- インバウンドは「1対多の公開恋愛」
恋愛に例えると分かりやすい。
営業は100人にLINEして既読スルー地獄。
インバウンドはただ自分磨きしてたら、複数から告白が来る。
どっちが効率的かは言うまでもない。
少しだけ数字の話しをするね
じゃあ「認知コスト」の部分を、初心者でもスッと理解できるように表に整理してみるね。
難しい場合はスルーして。
リアルビジネス(店舗型)とWEBマーケティング(オンライン型)の「顧客獲得までのコスト構造」を比較する形にしておく。
| フェーズ | リアルビジネス(店舗型) | WEBマーケティング(商品直アプローチ) | WEBでブランド戦略をやった場合 |
|---|---|---|---|
| 認知 | 店舗や看板で自然に目に入る → コストほぼ0円(便宜上1円) | 広告・SEOで商品を直接露出 → コスト10円 | 広告でブランドをPR → コスト10円(店舗のような“無料の目立ち方”がない) |
| ブランドに興味 | 認知の10%が興味 → 1人獲得に10円 | ― | スマホ画面では世界観が伝わりにくく、興味率は2% → 1人獲得に500円 |
| 商品に興味 | さらに10% → 100円 | 商品から直接アプローチできる → 10%が興味 → 100円 | 興味から商品に進む率10% → 5,000円 |
| 購入 | 最後に10%が購入 → 1人あたり1,000円 | 10%が購入 → 1人あたり100円 | 10%が購入 → 1人あたり50,000円 |
| 結果 | 1人獲得=1,000円 | 1人獲得=100円(リアルの1/10) | 1人獲得=50,000円(リアルの50倍) |
ポイント解説
- リアル店舗の強み → 看板・立地で「タダ同然の認知」が取れる。
- WEBの強み → 商品に直接リーチできるので効率的(1/10のコスト)。
- WEBでブランド戦略を真似ると悲惨 → 世界観を伝えづらいスマホ画面では、遷移率が激落ちして、結局「リアルの50倍」もコストがかかる。
つまり、WEB時代は「ブランド先行」じゃなくて プロダクト直撃=商品や体験そのものを見せる方が圧倒的に効率的 ってこと。
女風で言えば「お店の看板に頼るより、セラピ本人の体験価値を最短で伝える方が集客コストが下がる」って話。
実践ロードマップ ―営業ゼロでも予約が入る5ステップ
- 検索に強いワードを意識
- 写真は「自分がどう見られたいか」を計算する
- 恋愛で言えば「出会い系アプリのプロフィール」。適当だと誰にもマッチしない。
- 毎日薄い投稿より、1本刺さる記事
- 恋愛も同じで、大量のどうでもいいLINEより、心に残る一言の方が響く。
- 「優しい」より「こういう体験ができた」が刺さる
- 「優しい彼」じゃ弱い。「一緒にいたら泣けるほど安心した」の方が次につながる。
- お店の枠を超えて「個」として存在感を出す
- クラスの人気者は「学校の評判」じゃなく「その人自身のキャラ」でモテる。
- 最初は反応薄くても積み重ねる
- 恋愛も信頼も一夜で育たない。
- 積み上げが効き始めると加速する。
結論 「選ばれる仕組み」を作った方が勝ち

セラピの仕事は「押し売り営業」じゃない。
「体験そのものに価値がある」って思ってもらうこと。
- ブランドで釣るのは昭和の婚活。
- インバウンド型は令和の恋愛。
営業で疲れ果てるより、自分を磨いて「勝手にモテる」仕組みを作った方が圧倒的にラク。
今日からできる小さな一歩
- プロフィールを「検索に強い言葉」で整える
- 写メ日記は「数」より「心に刺さる一本」
- レビューは「体験談」を意識的に集める
これを続ければ、数ヶ月後には自然と予約が入る流れができる。
…要は、焦ってDMばらまくより「自分をどう見せるか」に頭を使えってこと。
そうすれば、営業ゼロでも勝手に予約は入る。
新人でも、ね。



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