用語が多すぎて何が正解か分からないってやつね。
ここでは、女性用風俗界隈の用語集もまとめました。
女風(じょふう)と基本概念
女風(じょふう)
女性用風俗の略称。一般語ではなく、主に界隈の内輪用語。読みはジョフウ。オンナフウ/ニョフウは誤り。供給側・需要側ともにSNS(X)由来の文脈で普及。
女風ユーザー(ユーザー)
女性用風俗を利用する女性の総称。自称としても三人称としても使う。関係の近さや当事者感を示すラベル。
ベテランユーザー
「利用歴+実地知識」が積み上がった層。画一基準はないが、2018年『娼年』以降の市場拡大を経験し、5年以上の利用歴かXでの継続的発信が一つの目安。行動と判断が安定していることが特徴。
潜在ユーザー
関心はあるが、ニーズ言語化と初回行動が未了の層。検索・比較・照会段階で足が止まっている。摩擦の正体は「情報の非対称」と「リスク不明瞭」。
顧客タイプ(頻度・単価の現実)
細客
短時間・低頻度と評価されがちな層。ただし現実ラインは月1回・120分・2〜3万円で普通。SNS文脈では自虐混じりに使用されるが、供給側から見れば十分に健全な需要。
太客
高頻度・長時間・貸切など、売上寄与が大きい層。継続性と決済速度がポイント。対義は細客。
エース
ホスト語源。最長時間を安定取得する主力顧客。時間売上が軸の女風では、出勤枠の約半分を継続的に埋める水準が境目。予約の芯。
セラピストの呼称・属性
女風セラピスト
女性用風俗で働く男性。身体ケア〜デート〜性感まで店舗ごとに提供範囲が異なる。
兼業セラピスト
本業+副業で活動。可視化リスク管理と稼働調整が課題。兼業から本業化するケースも一定数。
全モザ
宣材の顔全体にモザイク。本業・家族・ネット露出リスクの回避。見た目判断は難だが、生活基盤を守る=長期稼働の動機と捉えるユーザーもいる。
顔出し
目元含む全顔公開。覚悟・透明性・集客効率は上がる一方、身バレ・炎上・転載などの恒常リスクを背負う。動機は多様。
リピピ
2回以上予約された経験があるセラピの総称。特定個人を指すとは限らない。再訪の仕組みづくりができているかの指標。
お茶ピ
稼働ゼロ(予約なし)状態のセラピ。自己集客(SNS/写メ日記/DM設計)が弱いと沈む。登録料や移籍コストの構造次第で在籍のみ継続も起きる。
テクピ
技術(ボディケア・性感・段取り)で再訪を生むタイプ。色恋依存度が低く、境界線の設計が比較的クリア。利用側も関係の一線を保ちやすい。
オジピ
年齢・キャリアを活かし、配慮とホスピタリティで勝負。体臭・口臭・服装など加齢由来リスクのセルフメンテ必須。
推しピ
「推せる」対象。予約の有無を問わず複数可。公然と共有しやすく、嫉妬誘発は低め。
好きピ
より私的で秘匿志向が強い対象。推しと重なるが、共有コストが高め。
スヤピ
提供が睡眠寄りに偏るタイプ。関係性の変化や疲弊で移行することがある。期待値管理が重要。
新規ピ
初回対面のこと。文脈次第で店舗の新人を指す用法もある。
神ピ
見た目・所作・進行・アフターケアの総合力が主観的に突出。1〜2か月先まで埋まりがち。供給希少性が価格・待機の硬直性を生む。
オキニ
各ユーザーのお気に入り。実利用の有無は問わない。心理的なアンカー。
ランカー
サイト等のランキング入り。人気の参照にはなるが、母集団や集計軸のバイアスに注意。絶対評価ではない。
ダブルセラピスト
同時に二人のセラピを予約。店内限定/他店ミックス可否は規定次第。事前合意と役割分担が事故防止。
営業スタイル(関係性の設計)
ガチ恋
セラピに本気で恋情が生じた状態。幸福度の振れ幅が大きく、失速時のダメージも大きい。境界線の再設計が鍵。
君営(きみえい)
「君だけ」営業。特別扱い欲求を刺激。短期効率は良いが、**客間の競合(剥がし)**を誘発しやすい。
色恋
恋愛感情風で接する手法。実体感情と業務演出を混同すると破綻する。手当・時間・線引きの明文化が前提。
友営
友人距離を保つ営業。心理的リスクが低く長期化しやすい。デート利用中心になりやすく、他推しの予約状況に影響を受ける。
イチャ甘
時間内を恋人ムードで甘やかす進行。演出比率が高い分、同意形成と事前期待の調整が要る。
エレチュー
ホテルエレベーター内のキス。モード切替のスイッチ。可否は店・本人規定と当日の合意に従う。
女風の課題・リスク
身バレ
本人の意思に反して本名・職場・家族に紐づく識別情報が露見。SNS解析・転載・知人経由などルートは多岐。突然の退店・休止の主因になり得る。
ただ延
無料延長。場の空気維持・固定化狙い等、供給側の動機は多様。受け手は特別感バイアスにかかりやすい。料金体系の透明化で制御。
ドタキャン
直前キャンセル。不可抗力はあるが、待ち合わせ後のキャンセルは営業妨害の閾値を超えやすい。規約と証跡化で抑止。
無キャン
来ない・連絡断絶。捨て垢経由だと予防困難。メンタルコストが高い。先払い/予約フローの堅牢化が現実解。
匂わせ
第三者に推測可能な示唆(関係・日時・場所)。火種を作りやすい。ジョーク運用もあるが、可視化設計の失敗はすぐ燃える。
晒す(晒し)
特定できる情報や私信の公開。文脈付きの是正行為として語られることもあるが、二次被害・誤認拡散の副作用が強い。
乞食(DM乞食)
予約意思なくDMを消費。労務のフリーライド構造。線引きと断りテンプレが必須。
マウント
「自分の方が喜ばれている/貢献している」を比較で誇示。関係の健全性を蝕むだけ。書かないのが最適。
グレー領域(本番/挿入)
本番/挿入
膣内挿入。日本では売春防止法の観点等から女風は提供禁止。密室性ゆえ発生ゼロではないが、第三者検証不可能で揉めやすい。
注記:肛門挿入(アナルセックス)は法的扱いが異なるとされるが、店舗規定・個人方針で可否が分かれる。いずれも事前確認と明文化が事故を最小化。
引き抜き(移籍の線引き)
定義
運営側が裏で働きかけ他店セラピを移籍させる行為。公募に本人が応募するのは通常「引き抜き」ではない。労働条件の不実表示・契約妨害は法的リスク。
よくあるパターン
- 予約経由で直接交渉(オーナー→セラピ)
- 顧客を媒介して勧誘
- XのDMで接触
- Tinder等の無料アプリから水面下アプローチ
補足:ダブルセラピ経由の接触が誘因になることも。他店ダブル禁止の規定がある店もあり、確認必須。
小ネタ議題(封筒・水・勃ち・下着)
封筒問題
現金を封筒で渡すか裸か。配慮と金額確認のバランス。店舗運用と本人希望に合わせるが正解。電子決済普及でも現場では現金併用が残る。
水問題
多くのセラピがペットボトルを用意。未用意=減点は早計。運用差として理解。必要なら自分で持参。
勃つ勃たない問題
双方の承認欲求を刺激しやすいトピック。勃たない→自己否定、勃つ→対象化された感の不快。性能評価にしないのが健康。
脱ぐ脱がない
施術時の下着着用可否。安心重視は着用、恋人感演出は非着用。オイル汚れ回避で非着用派も。初回は事前確認が無難。
SNS・用語まわり
壁(3回目の壁)
初回→2回目→3回目で継続が割れやすい。初回の上振れが剥落し、慣れ由来の粗さが露呈。以降は5回目/10回目で再度分岐。
店推し(箱推し)
店舗ブランドを推す姿勢。運営ポリシー・教育・衛生・透明性が好相性だと発生。
回遊(回遊魚)
固定せず毎回違うセラピを試すスタイル。学習と相性探索の効率は高いが、深度は浅くなりがち。
パネマジ
宣材と実物の乖離。加工・照明・角度・時差の複合。乖離が大きいほどネガ評価。
ガチャ(セラピガチャ)
相性は会うまで不明という前提の比喩。全モザ予約や情報薄い新規で使われがち。外した時の撤退戦略が必要。
キャス(ツイキャス)
音声配信。単独/合同。初期枠+投げコイン延長。聴きながらコメントで距離を近づける装置。
スペース
Xの音声機能。裏垢視聴で身バレを抑制。発言は承認制運用が多い。
写メ日記
写真+テキストの集客ポータル。自社CMS型もあるが小規模店の外部依存が目立つ。アーカイブ性と検索導線の設計が肝。
予約アカ(予約垢)
予約DM専用アカ。惚気・女子会用と分離して運用。通知設計と公開範囲で安全性が変わる。
鍵垢
承認フォロワーのみ可視。推しに見られたくない/衝突回避の防御線。スクショ流出の残存リスクはゼロにならない。
DMラリー
一定期間のテンポ良い往復。相性と業務都合で最適頻度が変わる。ラリーの切れ味を選定基準にするユーザーもいる。
ニックネーム
偽名・渾名が多数派。「姫様」などの非固有名もあり。実名は少数。可視化範囲と一致させる。
ボイメ
ボイスメッセージ。特別感は強いが、刺さってない相手から届くと負荷。送受の線引きを決めておく。
はしご
同日複数セラピ(=ダブルとは別概念)。体力・時間・財布を削る。学習目的なら可、感情管理は難。
事後ラー
利用後のラーメン。消耗のリカバリ儀式。塩分・水分は大事。
裏垢男子
店舗所属なしでX/マッチング/ハプバー等で案件化。経験値の幅が広く、テキスト販売〜危険地雷まで玉石混交。テクピの出自として一定数いるため、単純な善悪二元論は無理。
性感染症(STI/STD)と検査
定義
性的接触(キス含む)で感染し得る疾患群。無症状・潜伏があり、未検査のまま拡散しがち。疑いがあれば速やかな共有と受診。女風に限らず裏垢・マッチング経由も同様の母集団。
主な疾患
梅毒/淋菌(口腔含む)/HIV・AIDS/HTLV-1/性器ヘルペス/尖圭コンジローマ/トリコモナス/クラミジア など。
厳密には区分外でも、カンジダや**HPV(子宮頸がん関連)**は性交関連性が高いので実務上は同列で扱う。
STD(用語)
Sexually Transmitted Diseases。昨今は**STI(Infections)**表記も一般化。語感が軽いからこそ、検査の常態化に寄与する側面もある。
検査キット
医療機関一括自費より安い場合が多く、匿名対応の事業者もある。5,000円前後〜が相場感。陽性疑い・症状時は医療機関で確定診断と治療。
補足:HIVのPrEP等の予防薬戦略は医師相談の上で。
予防アイテム
findom(フィンドム)
台湾発の指用コンドーム。指先の雑菌・爪やネイルによる粘膜損傷を抑制。性感と衛生の両立に寄与。所持=衛生意識のシグナルとして機能。
デンタルダム
歯科由来の薄いゴムシート。粘膜非接触でのクンニに使用。滅菌・使い捨て・無臭が基本。非粘膜接触ポリシーの店やセラピで常備。
コース/オプション/費用
遠征(地方遠征)
常在地を離れて出張待機。交通・宿泊が上乗せ。事前告知と需要見極めが必須。遠征のドタキャンは特に悪手で、追加負担が発生することも(規定次第)。
お泊まりコース
一泊前提。同時間の通常コースよりやや割安が一般的。セラピの睡眠確保を明記する店が多い。終夜の性感垂れ流し前提ではない。
デートコース
健全デートのみ(ホテル入室や性感なし)。デート専門セラピも少数。キス・ハグ等の線引きは店/本人次第→事前確認。
パウダーマッサージ
ベビーパウダーでドライ滑走。愛撫寄りの質感。オイル派との嗜好差が出やすい。
オイルマッサージ
一般的なボディケア〜AV的導入まで個体差が大きい。解剖学に基づく施術かどうかで満足度が変わる。
全身リップ
唇を全身に滑らせる。ライト〜濃厚まで幅。衛生・同意の確認は当然。
フェザータッチ
触れるか触れないかの微圧刺激。ゾワッが刺さる人もいれば苦手もいる。感覚差が大きい。
交通費
施術料とは別建て。都内だと山手線・新宿基点など計算式は店ごとに異なる。事前明示が基本。
指名
特定セラピの派遣指定。指名料は店次第。永久指名制ではないので、同店で別セラピ指名も可能。心理的ハードルは各自で処理。
性感の語彙(メカニズムと注意)
中イキ
膣内刺激による絶頂。体調・覚醒度・リズムで再現性が変動。
外イキ
クリトリス刺激による絶頂。学習コストが比較的低く、セルフでも獲得しやすい。
Gスポット
膣入口から第二関節程度の腹側壁。位置・感度は個体差が大きい。覚醒度で感じ方が変わる。
ポルチオ
子宮口付近。ここを絡めた中イキ過程を含めて語られる。痛覚管理と段階上げが必須。
脳イキ
声・言葉・イメージなど情報刺激のみでの絶頂。条件付けと安全が両立しやすいが、過度なトリガー依存は飽きや鈍麻を招く。
体外式ポルチオ(体ポル)
体表(腹部等)からの圧刺激でポルチオ感覚に似た反応を得る現象。誘導・呼吸・イメトレの合わせ技。
開発(性感帯の開発)
性感帯の発見と感度上げのプロセス。耳・背・指・足裏など多点。
補足:性感の専用受容器は同定されていない。快・不快は脳の統合結果。理屈上、ほぼ全感覚に学習余地がある。
性感帯
快感を得やすい部位。経験・環境・関係性でダイナミックに変動。固定観念より探索。
サピオセクシャル(サピ)
知性に性的興奮を感じる嗜好。サピオロマンティックは恋愛寄りで別概念。経歴多様な界隈ゆえ、言語・思考の魅力が刺さる場面が多い。
攻め方に関わる注意(安全第一で)
首しめ
狙点は頸動脈の一時圧迫であって気道ではない。低酸素での恍惚を訴える層はいるが、リスクは高い。誤圧迫は意識消失・最悪致命。
要件:知識・合意・手順・中止合図・タイム制限。連続失神は論外。揃わないなら手を出すな。
腹パン
腹部打撃。痛覚転換の素養と段階的開発が前提。ノリでやる類ではない。翌日以降の生活影響まで評価して中止ラインを定義。
噛み跡(噛みマ)
歯形のマーキング。キスマ約2週間に対し、噛み跡はより長引く可能性。露出部位は仕事・家庭・医療受診まで含めて計算。
目隠し
視覚遮断で他感覚増幅と不確実性のドキドキ。表情が読めない分、言語合図と停止ワードの事前設計が必須。
多点責め
複数性感帯の同時刺激(例:乳首+クリ、手マン+クンニ)。リズムと負荷管理が要。過剰刺激は逆効果。
潮吹き
尿道由来の分泌。オーガズムと非連動も多い。ソロ練で獲得する人も。衛生準備と片付け動線を設計。
アダルトグッズ(代表例と使い分け)
電マ
ハンディ電動マッサージャ。強い振動で外部刺激。当て方・角度・圧でかなり表情が変わる。必要なら薄布や指で減衰。
ローター
ピンクローター(ワンポインター)。点刺激向け。低〜中強度の学習に便利。小型で位置決めが容易。
ウーマナイザー
2014年登場の吸引式。外イキ特化の定番。挿入せず優しく吸う。「吸うやつ」でSNSでは認知されてる。



コメント